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百紫苑(hakushon)
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来世では猫に生まれ変わりたい(黒猫か白黒猫希望)。
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2006年10月05日

沖縄県公文書館

沖縄県公文書館講演「地図・空中写真から読む沖縄の今昔」を聴きに来た。

 講演後の質問タイムでの出来事。

 最初に若い女性が復帰前の軍用道路(軍道)1号線について、その起点と終点、幅員などを質問した。講師の下地恒明氏は国土地理院沖縄支所の職員で、道路の専門家ではないけれど、ご自身のわかる範囲で真摯に回答されていた。帰宅後「軍用道路1号線」でググってみたら、1号線だけではなく、他の軍用道路のこともかなり詳しくわかった。

 次に講師の「日本復帰後の沖縄は埋め立てで面積が約25万㎡増えた」という話を受けて、年輩の男性が「この埋め立てに使った土はどこから持ってきたのですか」と質問した。最初の質問よりも更に的はずれだと思った。案の定、下地氏はこの質問に対し実のある回答をすることはできなかったが、真摯な態度を崩されなかった。それどころか、多少申し訳なさそうな顔さえされていた。

 ところが、このやりとりの途中、会場から失笑が漏れ、それが所々に飛び火した。私のすぐ前に座っていた女性の3人連れも笑った。それもかなりしつこく。私はこれらを質問者に対する侮辱だと感じて、非常に不愉快になった。「だったら、おめぇらは埋め立てに使った土をどこから運んできたのかわかるのかよっ!」と叫ばないまでも、目の前で口に手を当て大袈裟に肩を震わせている女どもに聞こえよがしに呟こうとして、かろうじてこらえた。

 確かではないが、我如古から安里に抜けるバイパスや、安謝から儀保交差点に抜ける環状2号線を建設する際に出た土砂を、各地の埋め立てに使ったと聞いたことがある。それを言おうかどうか迷ったが、結局言えずじまいになってしまった。「義を見てせざるは勇なきなり」という。いかにも人の好さそうな男性を見殺しにした私は、人を小馬鹿にする無礼者どもと同じ穴の狢だと、深く落ち込んで会場を後にした。

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Posted by 百紫苑(hakushon) at 18:12│Comments(0)ぶらぶら
 
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